2020年『光の中のアリス』
『光の中のアリス』スペースノットブランク / 京都ロームシアター(2020年)
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/60514/
スペースノットブランクのリンク↓
https://spacenotblank.com/performance/alice
まばたき、無用。ぜんぺん、クライマックス。ようこそ、こんなご時世のワンダーランドへ。「お伽話読んでた頃、そんなこと起こらないわって思っていたけど、ほら今ここ、そのど真ん中!」
こんなご時世に楽しみなスペースノットブランクとの新作がやってきます。『光の中のアリス』。ヒカリス。私は戯曲を書くときはたいがい地獄にいますが、構想を練るのは楽しいものです。いま手元にあるのは、たくさんのアリスと猫、『詳注アリス』、『テンペスト』、『しあわせな日々』、ミイラ、魔女、信仰、animate、こんなご時世……構想を練るのは楽しいものです。スペースノットブランクは元気です。このままみんなで地獄を乗りきることができれば、きっとおもしろいものが生まれてくるでしょう。12月、ロームシアター京都にて。ご期待ください。(松原俊太郎)
二人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽からなるスペースノットブランクが、劇作家・松原俊太郎と創る新しい舞台『光の中のアリス』(略して「ヒカリス」)。2020年5月『ささやかなさ』(作:松原俊太郎)SCOOL(東京)公演、同年8月『フィジカル・カタルシス』THEATRE E9 KYOTO(京都)公演の中止を余儀なくされ、光を失いかけたスペースノットブランクが、松原俊太郎、個性豊かなクリエーションメンバーたちと共に光を取り戻し、そして光を与えるべくロームシアター京都に迷い込みます。